〈Casa di Camino〉川上春樹シェフ監修、
「常磐もの」魚介づくしのイタリアン漁師めしを
家で手軽に楽しむ簡単ミールキット。
〈Casa di Camino〉シェフ
川上 春樹
都内イタリア料理店で修業の後、2014年に独立し、東京・国立「Casa di Camino(カーサディカミーノ)」のオーナーシェフとなる。伝統文化や地物を使った郷土料理を大事にしながら、素材のポテンシャルを最大限引き出す「心躍る」イタリアンを提供。
日本イタリア料理協会会員、ソムリエ協会会員、全日本・食学会会員。厨房に立つ傍ら、日本イタリア料理協会の活動にも積極的に参加し、イタリア料理の普及活動に力を注ぐ。
料理王国2019年11月号特集「編集部が推す6人の次世代イタリア料理シェフ」掲載、2021年「ふくしま応援シェフ」登録。
東京・国立の本格派イタリア料理店
〈Casa di Camino〉川上シェフと、ふくしまとの関わり。
2014年、弱冠20代にして独立した若き次世代イタリアンシェフ・川上春樹氏の店〈Casa di Camino(カーサ ディ カミーノ)〉は、東京・国立の住宅街にあります。国立に住み、近隣の地場食材を大事にしながら、食材のポテンシャルを最大限に引き出す料理をモットーとしています。
川上シェフは、福島県の「ふくしま応援シェフ制度」登録シェフでもあります。ふくしまとの関わりを伺ったところ、お母さまがいわき市ご出身とのこと。小さい頃に母方の実家で食べたふくしまの食材の美味しさが思い出の中にあり、いわき市の水産品や野菜をはじめとした福島県産食材を活用していきたい、と話してくださいました。
「潮目の海」から水揚げされる
上質な魚介の証〈常磐もの〉
「常磐(じょうばん)もの」とは、茨城~福島沿岸でとれた魚介を指す言葉です。ここは親潮と黒潮、2つの海流がまじわる潮目の海域にあり、黒潮にのって北上したさまざまな魚が、親潮で発生した豊富なプランクトンを食べて繁殖するため、美味しい魚介がとれます。さらに、変化に富んだ複雑な地形が、沿岸から沖合までの豊かな漁場を形づくっています。
福島県沖で水揚げされる「常磐もの」は、中央卸売市場の魚の目利きたちから、おいしさの証として高値で取り引きされます。また、いわき沖の水産関係者は自らも「常磐もの(=者)」を名乗り、誇りをもって魚介を取り扱っています。
沿岸でとれる代表的な「常磐もの」は、カレイ、メヒカリ、ヒラメや、イカ、タコ、ウニ、アワビ、ホッキ貝など。沖合では、脂の乗ったカツオやサンマ、サバ、イワシなどがとれます。
常磐もののごちそうメニューは素材が決め手。
魚の目利きと加工の職人が結集。
〈Casa di Camino(カーサ ディ カミーノ)〉川上春樹シェフ監修の「常磐もの」ミールキットは、魚の目利きと加工の職人・その道のプロフェッショナルたちの協力によって、開発・製造されました。
素材である「常磐もの」のメヒカリをはじめ、ヒラメやサバは福島県いわき市・小名浜漁港の魚屋「さすいち」の目利きで仕入れ、炊き込みご飯に使用したタコは、同じくいわき市の江名漁港でタコ・イカを専門に加工する、老舗「カネセン水産」三代目の手で蒸し上げられています。
そして、白河市に本社と工場を構えるプロ向けイタリアン食品専門メーカーであり、川上シェフとのかかわりも深い「ステラフーズ」が、こだわりの味わいを再現・製品化しています。
魚の目利き:サスイチ小野水産
いわき市・小名浜港で、最も知られた老舗魚屋「さすいち」は、現在三代目。戦後間もなく、家族を支えるためリヤカーを引き行商へ行っていた祖母から、両親と共に「魚の目利き」「食に対してのこだわり」を引き継いでいます。
食卓を囲む人々の「笑顔」を思いながら日々精進に励む姿が、小名浜で永く愛され続けている魚屋です。
タコ加工専門:カネセン水産
いわき市・江名漁港で昭和45年創業のカネセン水産。現代表の祖父に当たる先々代が、「常磐もの」のタコ・イカ専門に加工を開始。父である二代目が試行錯誤の末、素材の見極めと微妙な調整によってタコの旨味を閉じ込めながら引き出す独自の製法にたどり着きました。創業から50年余り、その加工方法を大切に守りながら、さらに新たなおいしさを生み出しています。
イタリアン専門 食品加工製造:株式会社ステラフーズ
福島県白河市に本社と工場を構え、「プロが認める加工食品を目指し」、本場イタリア産と国産の厳選された素材で、ピザやパスタなどのイタリア食品に特化した加工製造・販売を行っている食品メーカーです。
魚介をガツンと「乗っけ盛り」したイタリアン漁師めし!
絶品の一皿を、おうちで手軽にお楽しみください。
目利き厳選「常磐もの」の上質な魚介を使って、正統派イタリアンシェフとイタリアン専門メーカーが仕立てた「漁師めし」は、食味豊かで贅沢な、絶品ごちそうメニュー! 「常磐もの」の魚介をたっぷりと味わえるこの一皿を、どうぞ、おうちで手軽にご堪能ください。